弊社バスケット台は構造的に耐震設計となっています
耐震設計バスケット台の施工例
バスケット台の耐震化・制震化
- 1.耐震の定義
- 一般的に地震による建造物の倒壊を防止するための対策を「耐震化」といわれますが、 実際は「耐震化」、「制震化」、「免震化」の3つに分けられます。ここでは上記のうち、バスケット台に関係する2つの施策「耐震化」と「制震化」について定義します。
① 耐震化
構造自体を堅固にすることにより強度を高め、地震の揺れに耐えるようにする施策です。
② 制震化
地震で発生する揺れを吸収する装置を施すことにより、エネルギーを部分的に吸収し全体への損傷を防止する施策です。
※「免震化」については、当面の施策としては取り上げません。
- 2.弊社製のバスケット台の特長
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A.吊下式バスケット台
① 揺れ止めの施工(耐震化)
基礎フレームの揺れを防ぐため、4方向の丸棒をターンバックルで締め付けています。
図‐1
② 垂直荷重による振れ止めの施工(耐震化)
垂直下方に荷重がかかるため、「A」のステーの下側(図‐2のⒶ)が右に引っ張られ固定することで前後の振動に安定しています。
図‐2
③ 衝撃を吸収する構造(制震化)
弊社の製品は、構造そのものが衝撃を吸収する設計となっています。
図‐3
B.壁面式(水平引込折りたたみ式)バスケット台
① 揺れ止めの施工(シングルフレーム)
シングルフレームでは、台形構造の設計によって横揺れに対して強度が増します。
図‐4
- 3.参考資料
- 以下の参考資料は、外部リンクの情報となります。当サイトへ復帰する場合は、ブラウザの戻るボタンをご利用ください。
参考/文部科学省
屋内運動場等の天井等落下防止対策事例集
参考/日本体育施設協会施設用器具部会 企画編集
事故防止のためのスポーツ器具の正しい使い方と安全点検の手引き